1974-03-28 第72回国会 衆議院 本会議 第21号
その中では、歳入補正額の実に五五%に達する公債発行を計上し、公債依存率を一挙に一九%に押し上げたのであります。その結果、日銀券発行額は、四十八年夏には対前年比二七%増となり、政府関係金融機関や資金運用部資金の貸し付け金利引き下げ等の田中内閣の諸施策と相まって、悪性インフレと大企業による買い占め、投機を招いた根源となったのであります。 この点について、総理はどのような反省をなさっておられるのか。
その中では、歳入補正額の実に五五%に達する公債発行を計上し、公債依存率を一挙に一九%に押し上げたのであります。その結果、日銀券発行額は、四十八年夏には対前年比二七%増となり、政府関係金融機関や資金運用部資金の貸し付け金利引き下げ等の田中内閣の諸施策と相まって、悪性インフレと大企業による買い占め、投機を招いた根源となったのであります。 この点について、総理はどのような反省をなさっておられるのか。
今回の歳入補正額一千五百億円のうち、せめて五百億円だけでも当初予算に計上されておれば、今年度の社会保償は一そう前進し、農林漁業や中小企業政策の面でも、もっと充実し得たのは明らかであります。事実問題として、政府は今回の歳出補正において、公立中学校の校舎増設整備費を計上しているのでありますが、これらは当初予算において当然計上すべきであったのであります。
今回の歳入補正額一千五百億円のうち、せめて五百億円だけでも当初予算に計上されておれば、本年度の社会保障は一そう前進し、農林漁業や中小企業政策の面でも、もっと充実し得たのではないかと思うのであります。事実問題として、政府は今回の歳出補正において、公立中学校の校舎増設整備費を計上しているのでありますが、これらは当初予算において当然計上すべきであったのであります。
最後に、歳入補正額を増額すれば、そのうちの三税の税収増加に伴って地方交付税交付金がふえてくることは言うまでもないのでございまして、これについての増額をも要求するものでございます。 以上わが党はただいま述べましたような方針に基づきまして、政府がこの補正予算案を組みかえられんことを要求するものでございます。 以上本動議の提案説明にかえるものでございます。(拍手)
最後に、歳入補正額を増額いたしまするならば、そのうちの三税の税収増加に伴いまして、地方交付税交付金は二百八億の増を見ることは言うまでもないのであります。
次に特別会計におきましては、一般会計予算の場合とほぼ同様、官公吏の給與等に関する改善費そのほか緊急止むを得ない経費支出のため補正をなさんとするものでありまして、歳入補正額七百三十六億三千二百万円、歳出補正額七百二十三億三千五百万円をそれぞれ計上し、この結果昭和二十三年度特別会計におきましては、歳入一兆一千九百三十二億円、歳出一兆九百六十二億円となるのであります。
次に歳入補正額の内譯を申上げますると、租税及び印紙收入百七十三億千百萬圓、專賣局益金五十八億三千三百三十餘萬圓、印刷局及びアルコール專賣事業益金一億百五十餘萬圓、病院その他官業收入一億四千百三十餘萬圓、官有財産收入二億二千三百二十餘萬圓、雑收入八千百七十餘萬圓、價格差益納付金五億五千八百八十餘萬圓、特殊物件收入一億六千百二十餘萬圓、實籤等發行者納付金一億二千五百萬圓、合計二百四十五億三千七百三十餘萬圓
次に歳入補正額の内訳を申し上げますると、租税及び印紙收入百七十三億千百万円、專賣局益金五十八億三千三百三十余万円、印刷局及びアルコール專賣事業益金一億百五十余万円、病院其他官業收入一億四千百三十余万円、官有財産收入二億二千三百二十余万円、雜收入八千百七十余万円、價格差益納付金五億五千八百八十余万円、特殊物件收入一億六千百二十余万円、宝籖等発行者納付金一億二千五百万円、合計二百四十五億三千七百三十余万円